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FENICE SACAY
柳澤孝彦+TAK建築研究所にて担当
竣工(完成年):2019年2月
所在地 :大阪堺市
用途 :劇場
主要構造 :鉄筋コンクリート造、一部鉄骨
延床面積 :19,815.77㎡
約100m角の平面に2,000席の大ホール、312席の小ホールのほか、大小スタジオ群、会議室等により構成される複合文化施設。 街路を碁盤目状に整備した江戸時代の「元和の町割」を参照し、路地に見立てた碁盤目状の平面構成としている。さらに碁盤目のモチーフは、大ホール壁面の杉無垢格子として主要なデザインソースとなっている。 配置計画は、敷地北側に施設の要となる大ホール、南側には小ホールを配置し、大・小ホールに挟まれた施設中央に3層吹き抜けの交流・創作ガレリアを配し、各諸室への起点と位置付けた。この交流・創作ガレリアは平面的にも断面的にも施設の主軸として、諸室を吹抜け空間の中でつなぎ、コンサート、展示会、映写会の他、エントランスからホワイエまでを含めた大空間の一体的な利用も可能な文化活動の核となる。
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